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杉本さん「裏百年まち」更新です(2回分)

杉本真維子さん「裏百年まち」が更新されています→いますぐ読みます!今回はちょっと不思議な感じのエントリーです。

また、前回は通常の「裏百年まち」のかわりとして、杉本さんが中国で「アジア詩人祭」に参加してこられた際の簡単なレポートが載っています。→そっちも読んでみたいなあ!

2941号は、イラクとアフガニスタンの戦場を経験した兵士たちの声を扱った『冬の兵士』の書評が一面です。フォートワースで起きた銃乱射事件の背景の一部を理解する上で一助となるのではないでしょうか。→タイトルを覗いてみよう!

ノーベル文学賞はヘルタ・ミュラー氏に!

2009年度のノーベル文学賞は、ルーマニア生まれのドイツ語作家・ヘルタ・ミュラー(Herta Müller)氏に授与されることが決定したようです。「濃密な詩のことばと率直な散文で、疎外された人びとの様相を描き出した」と選評にあります。

ミュラー氏は1953年、ルーマニア生まれ。1982年に初の短編集Niederungenを上梓しますが、チャウシェスク政権に協力を拒んだため職を解雇されるなどの苦境を味わい、1987年にドイツに移住します。以来20冊以上もの本を出版し、英語やフランス語への翻訳も多数あり。邦訳書に『狙われたキツネ』(三修社)があります。

チャウシェスク政権下での人生を描いたHerztier(英語タイトル:The Land of Green Plums、『青いプラムの地』)などが代表作。スウェーデン・アカデミーのペーター・エングルンド氏から「素晴らしい言葉の使い手であり、また同時に独裁政権下で生きるとは、別の国で少数派になるとは、流浪の身になるとはどのようなものか示してくれる」との絶賛を受けています。

ちなみに、ノーベル賞の公式サイトで「ミュラーの作品を読んだことがありますか?」とのオンライン・アンケートが実施されていますが、日本時間23:28現在、回答者約2500人のうち91%が「いいえ」と回答していますね・・・そんなもんでしょうか。

授賞式は12月10日に開催の予定です。ソースは英紙ガーディアンノーベル賞公式サイトロイター日本語版でお送りしました。

杉本さん「裏百年まち」更新&ブッカー賞決定!

杉本さん「裏百年まち」が更新されています。→さっそく読んでみる!

また、2009年度ブッカー賞が発表され、Hilary MantelのWolf Hallが受賞作と決定しました。トマス・クロムウェルの人生を描いた作品で、イギリスのブックメーカー(賭け屋)の間でも一番の有力作と目されていたとか。詳しくはこちら(英語公式サイトへ飛びます)。

杉本さん「裏百年まち」更新です。

杉本さんのウェブ限定連載「裏百年まち」が更新されています、是非こちらからどうぞ!

神保町も長袖の人をたくさん見かけるようになり、暑い寒いのアップダウンを繰り返しながらもだんだん風が本格的に涼しくなってきました。選挙カーが走らなくなったと思ったら、昨日はついに石焼イモ屋さんが。秋ですねえ。

2009年度ブッカー賞ショートリスト発表!

イギリスで最も権威ある出版賞のひとつ、マン=ブッカー賞のショートリストが発表されました。ブッカー賞ウェブページはこちら(英語)。現在の候補作6作は以下の通りです。

A.S. Byatt (アントニア・スーザン・バイアット)The Children's Book
J M Coetzee(ジョン・マックスウェル・クッツェー) Summertime
Adam Foulds (アダム・フィールズ)The Quickening Maze
Hilary Mantel (ヒラリー・マンテル) Wolf Hall
Simon Mawer (サイモン・マウワー)The Glass Room
Sarah Waters(サラ・ウォーターズ) The Little Stranger

ノーベル文学賞受賞のクッツェーは過去に二度ブッカー賞を獲得しており、三度目の受賞となるかが注目されているようです。バイアットも過去に一度受賞、さらにウォルターズも最終候補に二度まで残っていますね。現在のところ、ブックメーカー(賭け屋)での一番人気はマンテルの歴史小説Wolf Hall。 →ガーディアンの記事はこちら。最終結果は10月6日に発表されます。