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2953号、今週発売

長らくご無沙汰してしまいましたが(編集部を襲った風邪にやられ、1週間以上続く37度台の熱でフラフラしておりました)皆様お元気でしょうか?ついに花粉も飛び始めましたね。取締役以下編集部の数名がティッシュを装備して仕事に励んでおります。

さて、今週発売の2953号はフランコ・ベラルディ(ビフォ)の『プレカリアートの詩』(書評:杉村昌昭氏)が一面トップを飾っており、その横には映画監督の万田邦敏氏による『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(書評:廣瀬純氏)が控えています。

また、先週はサリンジャー死去のニュースが配信され、驚かれた方も多いのではないかと思いますが(享年91歳)、今週2面には日本におけるサリンジャー研究の泰斗であり、『大工よ、屋根の梁を高く上げよ』の訳者である井上謙治氏に寄稿していただいた追悼文が掲載されています。是非、ご覧ください。

新年特大号だよ全員集合!

今年もやってまいりました、今週の「図書新聞」は14ページの新年特大号です!巻頭特集は女性としてエベレストに初の登頂を果たした、登山家の田部井淳子氏へのインタビューです。また、1面には『東京骨灰紀行』を上梓した、作家の小沢信男氏に寄稿していただいた新春エッセイが並んでいます。

めでたいムードのつまったカバーですが、もちろん中身もいつもに増して濃厚です。2009年を振り返りつつ2010年度を予測するような「世界への視座」、パレスチナからドイツまで、他では読めないような濃厚な論説の数々をどうぞお楽しみください。

また、14面には福住廉氏の2009年度美術回顧が掲載されています。越後妻有トリエンナーレや堂島リバービエンナーレなど、行けた人も行けなかった人も(編集子Mは前者のみ参加できました…楽しかったー!)来年の美術界の動きを予想しながら興味深く読んでいただくことのできる、読み応えのある記事です。どうぞご一読を!

なお、次週は休刊となり、次回の発行は1月16日号(発売:1月9日)となります。来年度も「図書新聞」を、どうぞよろしくお願い申し上げます!

杉本さん「裏百年まち」更新+今週は年末回顧号!

杉本さんの「裏百年まち」が更新されています。こちらからどうぞ!落ち葉の風景と詩作の秘密が組み合わされて、今回もとても素敵なエッセイです。

また、今週発売号は増ページの「年末回顧号」(全10ページです。バックナンバーをお買い求めの際は送料が若干高くなりますので、お気をつけください)。ジャーナリストの志葉玲氏が語る2009年情勢のほか、各国文学回顧、総勢50名の方にご寄稿いただいた「09年下半期アンケート」と、いつも以上に盛りだくさんでお送りしております。読書ガイドに、ツンドク対策に、書店で見かけられたら、ぜひお買い求めください。書店にない場合はこちらからお申し込みを。

定期購読していただければオンラインでも読めますよー。詳しくはこちらから。

さて、次号は今回よりさらにページ増(14ページ!!)の新年号が控えています。インクで黒ずみ、校正用の赤ペンと青ペンが染みついて奇妙なダンダラ模様になった手を、毎日せっせと洗うことになるでしょうが、休日返上でがんばりますので、ぜひ応援してやってくださいませ。インフルエンザや風邪に気をつけて、あと10数日になった09年を乗り切りましょう!

すっかりご無沙汰でしたがその間にも

連載も本紙も、元気に更新中です!
増田さん連載は→コチラから
杉本さん連載は→こちらから、そしてこちらからそれぞれどうぞ。本紙のラインナップは以下の通りです:

2943号:レヴィ=ストロース追悼号(今福龍太氏、渡辺公三氏の豪華二本立て!!)
2944号:中村文則氏が書評する『死刑のある国ニッポン』(『何もかも憂鬱な夜に』で死刑を扱った、芥川賞受賞作家の中村文則氏による、なかなか読めない書評です)
2945号:新城郁夫氏が書評する『死者たちの戦後誌――沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶』(該当書は、沖縄タイムス出版賞を受賞しました。著者の北村毅様、関係者の皆様、おめでとうございます!)
2946号:サルトル『自由への道』刊行記念、海老坂武氏・澤田直氏対談(原文で使用される単語にまで踏み込んだ、訳者対談でしか味わえないこの深さ、ぜひご一読を)

年末回顧号、新年号の準備で大騒ぎですが、何とか乗り切ります!乗り切りますとも!

杉本さん「裏百年まち」更新です(2回分)

杉本真維子さん「裏百年まち」が更新されています→いますぐ読みます!今回はちょっと不思議な感じのエントリーです。

また、前回は通常の「裏百年まち」のかわりとして、杉本さんが中国で「アジア詩人祭」に参加してこられた際の簡単なレポートが載っています。→そっちも読んでみたいなあ!

2941号は、イラクとアフガニスタンの戦場を経験した兵士たちの声を扱った『冬の兵士』の書評が一面です。フォートワースで起きた銃乱射事件の背景の一部を理解する上で一助となるのではないでしょうか。→タイトルを覗いてみよう!