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「チェコからの風」更新!

雨が続いたと思ったら、急に暑くなりましたね。増田幸弘氏の「チェコからの風」が更新されています。こちらからどうぞ。

もちろん私が慣れていないせいもあるでしょうが、書評紙の編集というお仕事の中でも一番緊張するのが、インタビューや対談です。時間の設定やスケジュールの調整、必要ならば会場のブッキング、機材の調整からテープ起こし、記事作成まで、さまざまなことをひとりでこなす必要があります。以下はインタビュー前日(金曜日)から終了(土曜日)までの、かなりいい加減なフローチャートです。

金曜日 
13:10 明日のスケジュールを確認するため、メールボックスを立ち上げる。
13:11 メールに書かれた待ち合わせ場所と時間を、東京メトロの駅員さんよろしく指差し確認する。
13:18 3回も確認したのでもういいことにし、通常の仕事にかかることにする。
14:04 質問がちゃんと練れているか急に心配になり、本の間に挟んでおいたメモを取り出して眺める。字の汚さに唖然とする。
14:05 質問を書き直し始める。
14:10 書いているうちにどんどん不安になる。これは誤解を受けないかな?質問の意図は明瞭かな?明日虫歯は痛みださないかな?明日は暑くなるかな?何を着ていこう?白いシャツ洗濯してあったっけ?
14:20 明日のワードローブのことはとりあえず忘れようと努め、再び質問に意識を集中させる。
14:23 白いシャツはやっぱり洗濯していなかったことをうんざりと思い出す。
14:24 良い機会なので、新しい白いシャツを買おうと決定する。
15:06 ICレコーダーの充電を忘れていたことを思い出し、急いで開始する。他にも何か忘れていないか、実体のない不安にかられる。
15:15 ぼんやりとした不安を解消するべく、明日は一人にしか会わない予定にもかかわらず、とりあえず名刺を20枚ほど補充する。
18:10 退社。白いシャツを買いに出かける。買ったらすぐに帰ろうと決意する。
18:11 血相を変えて社に戻る。充電したICレコーダーを忘れるところだった。
20:54 何故か本2冊、青いシャツ1枚、靴下3枚セット、リップクリームを持って帰りの電車に乗る。疲労困憊の中で、白シャツを買うという当初の目的をおぼろげに思い出す。
22:40 自宅にて。ICレコーダー、ノート、ペン、デジタルカメラがちゃんとバッグに収まっていることを確認する。
23:50 あまり遅くなると明日集中できないかもしれないので、もう寝ることにする。横になる。
24:01 ベッドから飛び起きる。デジカメの充電を忘れていた。
24:03 電池を充電器に入れる。もう一度、明日の待ち合わせ場所と時間を確認する。
 
土曜日
5:15 あまりに不安でいったん目が覚めてしまい、目覚まし時計を手にとって呪いの言葉を吐く。
5:20 不安で寝付けないので、きのう読んだまま寝てしまった『寺山修司幻想戯曲集』(平凡社ライブラリ)を暗い中で読む。うつらうつらする。
5:30 再び夢の中だが、当然の帰結として寺山修司の戯曲的な夢を見る。
8:30 目が覚める。寺山修司的夢のせいで、寝る前より疲れている気がする。
8:45 本当にあきらめて起床する。
8:50 遅延情報をチェック。今のところなし。家事を始める。
9:12 家事中断。白いシャツはやっぱり洗濯していなかったので、別のものを選ばなくてはいけないことを思い出す。別のシャツを出してきてアイロンがけを開始する。
9:15 シャツにミートソースと思しきシミが発見される。よりによって襟に。
9:40 紺のワンピースを発掘してくる。裾の皺は見えていないことにする。
9:52 昔買っておいた新品のストッキングを棚の奥から見つけ、「自分で自分をほめてあげたいと思います」というフレーズを思い出す。
10:01 アイライナーが見つからず焦る。
10:03 アイライナーを断念する。
10:20 ほうほうの体で家を出る。ドア口で鞄を開け、もう一度ICレコーダー、カメラ、ノート、ペンが揃っていることを確認する。靴にうっすらついた泥は見えていないことにする。
10:25 IPodを忘れたことを発見する。諦める。
11:40 いつもは使わない路線で目的地へ。いい天気と強い日差しの中、電車が鉄橋を渡る。河川敷は人でいっぱいだ。夏だねえ。
12:38 目的地の最寄駅到着。
12:40 広い道の向かい側に目指す建物が見えているのに、横断できそうなルートがわからず、急に焦り始める。カフカの『城』が思い浮かぶ。
12:41 地下道を通って目的の建物へ。
12:45 「二階喫茶室前で待ち合わせ」のはずが、建物には中二階もあることを発見し、にわかに汗が噴き出す。中二階にも二階にも、ついでに言えば一階にも喫茶室がある。そしてエントランスは地下とも、半地下とも、見方によっては二階ともいえる場所にある。脂汗がアキレス腱を伝う。
12:47 幽霊のようにそれぞれの階を歩きまわる。
12:53 取材相手の方が天使のように出現し、声をかけてくださる。意気揚々と喫茶室へ。
13:01 ICレコーダーのスイッチを入れるも、いまいち入っているのか不安で、何度も「録音中」の赤いランプを確認してしまう。もう少し、はっきりと「録音してますよー」という表示は出ないものか。
13:05 取材対象の方のお話に引き込まれる。ICレコーダーへの不信感はどこかに忘れ去る。
14:30 名残を惜しみながらも終了。
14:35 取材対象の方に丁重にお礼を申し上げ、お見送りする。
14:36 テープ起こしのことを考える。既に肩が凝ってくる。 

…早く慣れたいです、仕事。
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